
2010年
第一回 中央防波堤
ベイハスラー発足記念第1回大会(通算3回目)
2010年 3月28日 7:00~16:00
場所 中央防波堤 東堤防
各賞 優勝 川崎氏
大物賞(38センチ) 川崎氏
明石賞(リールとラインセット) 二神氏
2010年3月28日、Bay Hustlerの発足を記念した大会が、中央防波堤東堤防で行われた。
今回の参加者は、明石、川崎、吉沢、二神、新海、吉田の6名。
東堤防に渡船後、各自自ら選んだポイントに散っていく。
もう4月も間近だというのに今年は寒さが厳しく、また5メーター前後の冷たい風も相成り、
体感的にも非常に寒い一日だった。
9時前後から、メンバー数名が東堤防内側の着底前後に蟹を潰されるアタリをもらう。
しかし全体的に食いが浅く、針になかなかかからない。
昼前、虫餌を使用していた新海氏が底でヒット!
大きく曲がる竿に本命の期待が集まったが、残念ながらフッコであった。
ランチタイム後は昼寝をして体力を回復する者、早速釣りに入るものなど様々であったが
とにかく大会成立を願って何とかして1枚釣りたい!と皆願っていた。
時間だけがむなしく過ぎ去り、13時50分ごろ。
吉田氏が昼寝から目覚めるや否や川崎氏の竿が大きく曲がった!
本命か!?
入り組んだ東のストラクチャーをたくみにかわしつつ、リールをゴリ巻きして上がってきたのは
やや小型ながらも本命黒鯛。
手摺が邪魔をする東堤防では慣れていないとタモ入れが難しい為、明石氏がすかさずタモ入れ。
しかし悪意に満ちた会長の行動(?)で一度タモに入れた黒鯛がなんと再び海の中へ。
誰もが最悪のシナリオを一瞬想像したが、最終的には無事ネットイン完了。
これが決め手になり、優勝、大物賞ともに川崎氏が受賞する大会となり、終了した。
終了後、記念大会の景品として、ヘチリール争奪明石会長とのじゃんけん大会が開催。
見事じゃんけんを勝ち抜いたのは、二神氏だった。
最後は皆笑顔で大会終了となった。
暦の上では春。
黒鯛師も春も、間近である。

38センチ 1.1キロ
2010年第二回 鳥浜パイプ堤
Bay Hustler2010年第2回大会(通算4回目)
2010年 6月27日 7:00~15:00
場所 とりはま沖パイプ堤
各賞 優勝 川崎氏
準優勝 該当者なし
待ちに待ったとりはま大会が開催。
前日から現地入りした本大会実行委員長の吉田氏は、前日、朝と夕方の時合いを
制して2枚ゲットしている。
それらの情報が大会参加者7名に彼から伝えられ、皆気合を入れてスタートとなった。
状況は、朝一、満潮、低いほう、潮表。
この4つの条件がそろうとすこぶる強い川崎氏。誰もが気合を入れ、負けまいと思い
落とし続ける中、川崎氏は見事そのチャンスをものにし一枚ゲット。
彼自身の必勝パターンで大会を始めから有利に進める。
その後は前日の吉田氏からの情報の通り、潮が効かなくなり、沈黙状態。
防波堤全体でも川崎氏の1枚のみと淋しい状況が続き、
皆休憩モード。
午後になって、前日同様時間帯的に時合いが来ると予想し再開。
先端では常連さんが見事1枚ゲットし、みなの気合が入るが、
結局最後まで型を見ることができなかった。
終わってみれば、本年6月のとりはま史上最悪の防波堤全体で2枚という激渋。
その中でも、見事自らの必勝パターンを制した川崎氏は、連覇を果たしたのだった。
さて、次回の本年最終大会の決戦の舞台は、如何に。
乞う、ご期待。

2010年第三回 中央防波堤
Bay Hustler2010年第3回大会(通算5回目)
2010年 10月17日 7:00~14:00
場所 中央防波堤
各賞 第一位 二神氏(枚数1・51センチ)
第二位 川崎氏(枚数1・36センチ)
釣八乙女丸の感謝会に合わせて,今シーズンのラストを飾るベイハス第3回大会を開催。
朝。いつになく早く姿を現した船長のご機嫌トークに緊張した面持ちのメンバーに笑顔が広がる。笑顔の半分以上は苦笑い。
出陣。乙女丸感謝会も合わせ,当日の渡堤客は24名。年に1回,1発勝負の感謝会を前にピリピリした雰囲気が船内に走るが,船長の気遣いで早くも乾杯。船内のムードが一気に和む。乾杯は,完敗への助走とも知らずに。
上陸。直前のパイプ好調キープの報に,参加者の多くがパイプ堤に上陸。
ベイハスメンバーも,本年大会の完全制覇を目指す川崎氏が同場所に上陸。2年連続優勝魚の出ているソデには既に乙女丸前期ダービー2位を確定している明石氏と今年どこに乗っても坊主知らずの二神氏が,夏場好調だったテトラには吉沢氏が上陸。
緩い北風が吹く中,前日からの濁りが更に強まり,期待に胸を膨らませ競技開始。
口火を切ったのは川崎氏。
午前8時頃,猛者が集うパイプ堤でも最初の1枚となる本命ゲット。
本年のベイハス3大会すべてで本命を仕留め,その実力を遺憾なく発揮。
クライマックスは,午前10時。
ソデの2階建てで二神氏の竿が撓る。
無事取り込んだ本命は51センチの良型。
多彩なフィールドを持つ中央防波堤で,場所選ばず常に結果を出し続けてきた二神氏の実力がベイハス大会でついに結実。ベイハス大会初,堂々,年無しでの第1位を掴み取る。
その後も,メンバー各々が黙々と落し続けるも競技終了となる。
ソデとの相性抜群のはずの明石氏,シーズン当初からストイックにテトラを攻め続けた吉沢氏には,この日本命からの便りはなかった。
来年もベイハスメンバーの熱い闘いが繰り広げられることを期待しつつ,メンバー全員の来シーズンの更なる飛躍を祈って,本年最後の大会レポートを結ぶ。

第一位 二神氏 51センチ

第二位 川崎氏 36センチ