
2011年第一回 鳥浜パイプ堤
Bay Hustler2011年第1回大会(通算6回目)
2011年 6月12日 6:40~15:00
場所 鳥浜沖パイプ堤防
各賞 第一位 秋元氏(枚数1・44センチ)
第二位 二神氏(枚数1・38センチ)
久々のゲスト参加2名を迎えて,合計8名で今シーズンのスタートを飾るベイハス2011年第1回大会を開催。
ビッククラブの例会と重なりいつもの週末以上に混雑の様相を呈する戦いのステージを前に,いつもの自分の釣りを心掛けるもの,秘策を胸に秘めるもの,それぞれの思いを胸に競技開始。
Lowパイプ・Highパイプ・オーバーハングなどのポイントを有し,コンディションの予想と見極めが勝負の分かれ目となるこの場所で,最初に釣果の声が聞こえたのはLowパイプ。
低水位の中で猛者がひしめくハイプレッシャーの中で前回チャンピョン二神氏が見事に先行を果たす。
その後,各選手Lowパイプ・Highパイプを行き来しながら懸命に餌を落とし続けるが時間だけがじりじりと過ぎていく。
午後。
上げ潮が効きだし,しばし経過後のLowパイプで再び時合い。
狭い釣り場に一気に緊張間が走るもメンバーには本命からの便りはなし。
遅れて,Highパイプに訪れた時合いが本日のクライマックス。
スライダーの名人秋元氏の竿をたっぷり撓らせ追撃の1枚が上がる。
水位の上昇に薄濁りも加わり,各選手最後の最後まで竿を振るうもその後は釣果なくタイムアップを迎える。
秋元,二神両氏が同枚数となったことから,検量の結果,大会規定に基づき,秋元氏が初優勝を飾る。二神氏は惜しくも連覇は逃したが,実力発揮の堂々連続入賞となった。
2011年第二回 木更津沖堤防
Bay Hustler2011年第2回大会(通算7回目)
日時 2011年 8月7日 12:40~19:00
場所 木更津沖堤防
結果 第一位 川崎氏(枚数2・42センチ,37センチ)
第二位 矢部氏(枚数1・42センチ)
第三位 明石氏(枚数1・30センチ)
初参加の倉沢氏,リーダーの2人を迎えて,
合計8名で今シーズンの第2回大会を開催。
A堤~D提と同じ垂直ケーソンでありながらコンディションの異なる
4つの堤防を持つ木更津沖堤。
渡堤先をめぐっての,船中での楽しい駆け引きはいつものお約束☆
足元の好調に加え当日午前に混雑気味の中でも順調に本命が姿を見せていた
A堤にはリーダー・吉沢氏,当日午前に多くの本命が上がり釣り人もまばらであった
B堤には秋元氏・倉沢氏・矢部氏・川崎氏,
ワンストロークの秘伝のスピードに賭ける二神氏,
今シーズン浅場の釣りに開眼した明石氏は最も水深の浅いD提に渡提。
直前調査,当日午前の好調の報に皆が期待に胸を膨らませ競技開始。
開始直後,午前に較べ人がまばらになったA堤では,アタリあるもゲットならず。
一方,B堤は一転アタリに乏しく,矢部氏・川崎氏はA提に移動。
と,そこでアクシデント発生。
突然の雷雨により,釣り人は全員堤防から撤収となる。
帰る港の上空は真っ黒ピカゴロ。
戻るに戻れず,雲の行方を追いながら,海上を1時間ほど漂流。
誰もが釣りの再開を諦めていたが,船長の男気発揮でまさかの釣り再開!
一度切れた気持ちを呼び起こし,二神氏・明石氏はD提へ,
他のメンバーはA提に上陸。
期待に反し釣果の上がらないA提で沈黙を破ったのは川崎氏。
午後5時A提B寄りコバで本命をゲット。
そこから常連釣り師も交えて同コバではグルグル廻りが続く。
そして,前後不覚に陥る程廻り続けた矢部氏がようやく本命をゲット。
リーダーも本命ゲットするが,惜しくも検量対象以下。
競技終了直前までこの状況は続いた。
一方,皆のやる気に火をつけた川崎氏はB寄りコバから姿を消していた。
皆がB寄りに引き寄せられ,離れられなくなる中,
彼はA提先端コバに大ワープしていた。
そして午後6時,狙い通りにそこで貴重な2枚目の本命をゲット。
冷静にセオリーを守り,皆の先手を取り続けて見事両コバを制した。
その間のD提。
荒天・一休みの後の浅場の爆釣を目論んだ二神氏・明石氏であったが,
期待に反し,アタリはなし。
懸命に落とし続ける中で,活路を見出したのは明石氏。
矢引き程の水深となり,沖目の沈みストラクチャーに狙いを変更。
そして検量サイズにドンピシャの貴小な1枚をゲット。
検量後は全員で記念撮影。
闇夜に妖しく浮かぶ日焼けした笑顔達が最高。
幹事の秋元氏・幹事補佐の矢部氏,
当日の仕切り,エサの準備,大変お疲れ様でした。

2011年第三回 中央防波堤
Bay Hustler2011年第3回大会(通算8回目)
日時 2011年 10月16日 6:00~14:00
場所 中央防波堤
結果 第一位 吉沢氏(枚数1・45.5センチ)
前日から吹き続く南風が朝方には強さを増し,バシャつく海に期待を膨らませ6名のメンバーが集合。今シーズンを締めくくる第3回大会を開催。
中央防波堤の釣り場は,平場,パイプストラクチャー,テトラ,沖桟橋(現在は撤去)など多彩なフィールドで構成されている。各々の好きなジャンルの釣りを選べるというメリットがある一方,荒川・隅田川の河口に位置し,東京港を構成する多くの運河や構造物の影響が潮の流れの予想を難しくさせるロケーションにあり,渡堤先の選択がその日の釣果の明暗を分けることも少なくない。
当日は渡船屋さんの年1回の感謝大会も行なわれ通常よりも多くの釣り客で賑わう中,例年感謝大会で入賞魚が出るソデ堤防には明石氏が,シーズン終盤にかけて大小交えて釣果が安定しているパイプ堤防には川崎氏,リーダー氏,そして前年のベイハス中防ラウンドの覇者・二神氏,吉沢氏,新海氏は強風吹き荒れるテトラへ渡堤。
未明から降り続いた雨こそ止んだものの,南の強風は吹き続き,釣り始めは仕掛けを落着かせるのに苦労を強いられる展開。
朝イチ気合いの入るモーニングの幸運を掴んだのはテトラの吉沢氏。
吉沢氏にとっては,ベイハスラウンドでは2年前の初回大会以来のゲットとなるこの1枚が結局本日の優勝魚となる。
同じくテトラに渡った二神氏,新海氏もタフコンディションの中アタリを捉えるが,ゲットには至らず。
前回木更津ラウンドからの連続ゲットを目指す明石氏,昨年のベイハスラウンドすべてで本命を釣り上げた川崎氏,大会プレ釣行でのゲットに万全のイメージで臨んだリーダー氏には,この日,本命からアタリは訪れなかった。
今回大会で,2011年のすべてのベイハスラウンドは終了。
参加メンバーの健闘により,昨年に続き本年もすべての大会で本命に恵まれた。
2012年のチームの更なる充実と,安全第一の大会・遠征実施を祈って,筆を置くこととしたい。
