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えびす21

【幹事長の独り言】
 (No.21)
 ~「今シーズンを振り返る」~(極寒・灼熱!テトラ激闘編③)~

 現在のホームグラウンドである中央防波堤で初めて渡ったのが「テトラ」でした。
ヘチ竿は持ってないし,沖桟橋(「東」「西」)はどんなとこかも想像できないし,ということでテトラに行きましたが,テトラではほとんど釣りしたことがなかったので,根掛りすごいわ,当然釣れないわで,それ以降2度とテトラには行きませんでした。

 

でもその後,「西」が撤去され,「東」も撤去の噂が絶えず,ヘチ釣りは得意でないので他の東京湾の釣り場で黒鯛が釣れるとも思えず,これからもどんどん釣り場が減っていくであろう中で,ずっとこの先もこの釣りをしていこうと思っていた自分は焦りました。
 「自分はこの先どこで釣りをすることになるのだろうか」と。

 

そして昨シーズンの秋。
 出した答えは「テトラの釣りをモノにしよう」でした。
テトラであれば地続きも含め比較的釣り場が多いし,早めにラストリゾートの釣りに慣れておこうと考えました。もちろん,中防に通い始めて数年,それまでただ指を咥えて見ていた春先の「テトラで乗込み黒鯛爆釣」が頭にあったことは言うまでもありません。

 

それで今年の2月に中防テトラに数年ぶりに再上陸。
その時思ったこと,,,。
 「なんて人に優しいテトラなんだ。」
 彼の地に比べれば足場は平場同然,規則正しく並ぶテトラの水際だけがパシャパシャと波立つだけで,初めて渡った時の戸惑いが嘘のよう。

 

 水面に出てるテトラから水中を想像して,表面のパシャパシャから水中の水の流れを想像して,エサが乗せたい流れからそれないようにきちんと道糸をさばいて。
その他いろいろ。何をするにも「あのテトラ」よりもずっと簡単♪
思わぬところに遠征の波及効果がありました。

 

そんなこんなで「テトラの乗込み黒鯛」に遊んでいただき,まずは東京湾での開幕を無事迎えることができたのでした。

 

 (次回に続く)

えびす22

【幹事長の独り言】
 (No.22)
 ~「今シーズンを振り返る」~(極寒・灼熱!テトラ激闘編④)~

いい加減「テトラ編」を〆なければ(笑)
シーズンの最初に思ったのは,「テトラの釣りをモノにする」ということと,シーズンを通じてテトラに乗り続けることで季節の変化・魚の変化を感じ続け,対応し続けるということでした。

 

 結果としては,最後の最後で季節と魚に置いていかれてしまいました。
 悔しい限りです。その日その時のコンディションに合わせた釣りの切り替えがしっかりできなかった。いい時の印象に引きずられてしまった。その点を痛感できたことが今となっては大きな財産です。

 

テトラは黒鯛の住み家であり,餌場であり,ストラクチャーに囲まれ黒鯛が安心して餌を口にする環境が整っていて,単純に枚数だけなら昨年より大きく数を伸ばすことが出来ました。自己記録も更新でき,型にも恵まれました。これまでより多くの黒鯛と接触できる環境下で,ロッドコントールを磨き,針やガン玉の違いが喰いに与える影響を試すことができました。

 

 釣れたことからも多くのことを得ましたが,今後に?がるという意味ではシーズン終盤に釣れなかったことから本当にたくさんのことを得ることができました。

 

 新しい場所・新しい釣りに挑戦して良かったと思っています。
それにしても夏は暑かった。水やらお茶やら毎回7~8?持っていきました。
 行きは重たいの何の。帰りは魚で重たいの何の(笑)

 

ありがとうテトラ。
 来年もまた遊んでね。

えびす23

【幹事長の独り言】
 (No.23)
 ~「今シーズンを振り返る」~(ドキドキ♪ワクワク☆遠征編)~

 遠征。
 嬉しいですよね。

 

 初めて行くところなら「どんな場所なんだろう?」「そこで自分は何ができるだろう?」「その結果はどう出るだろう?」,ホームでの「絶対釣らねば」のプレッシャーから開放され,とっても純粋な気持ちで釣りを楽しみにできる。有名ポイントに行くなら,今の自分がそこでどれだけ通用するか知りたい気持ちにこたえてくれる。
そして何度も行っているところなら,「今回はああしてやろう,こうしてやろう」と身近にはない環境を求めて目的意識を持って望むことができる。

 

 黒鯛釣るだけならホームで釣れば良い訳ですから,そこには常に何か別の「期待」がある。
そして「結果」もある。得ることもある。ついでにご当地グルメもある(!?)。
やめられませんね。遠征。

 

 今シーズンは九州行けなかった~。
 毎年の最大級の楽しみの1つなのに。
でもまだ「今年」は残っているので,計画だけは妄想中。
 長崎に大分。3泊4日くらいで,嫌になるまでどっぷり修行がしたいな~。
この時期行ったら,透っけ透けなんだろうな~。
モンスターの群れもよく見えるだろうな~。
 投げ釣りのカップルも,サビキのファミリーも,今なら居ないだろうな~。
 年末は警備が緩んであのポイントにも入れるんじゃないかな~。

 

 妄想は絶えません。
でも今年は新潟何回も行ったし,静岡もすごく楽しかったし。
お楽しみは来年かな~。

 

 来年は1週間休暇が2回ありますから。
いっちゃいますよ~,九州も大阪もその他にも!

えびす24

【幹事長の独り言】
 (No.24)
 ~「今シーズンを振り返る」~(残念無念の大会編)~

 今年大会いくつ出たかしら?
 公式・非公式合わせて5つか,6つ。

 

 1匹も釣れなかった。
ゼロじゃ~,何もない。言い訳もない。悔しがる資格もない。
すべて勝つ気で望んで,すべてゼロに終わった。
ゼロだよゼロ。この圧倒的な現実からは絶対に目を逸らしてはダメ。

 

 随分苦しみました。
 「獲るべき時に獲るべくして獲る」。
どうしたらそうなれるか。自分に足りなかったものは何か。
 今の自分が考えられることはもう十分考え,たっぷり反省しました。
あとは来年に向けて行動あるのみ。

 

 来年も大会には出ます。
 謙虚に。強かに。繊細に。
どうやったって今年より悪い結果にはなりようがないから。
でも「なるようになる」ではどうにもならいから。
しぶとく。大胆に。周到に。

 

 来年こそは,自分に克ち,人に勝つ!

えびす25

【幹事長の独り言】
 (No.25)
 ~「今シーズンを振り返る」~(俺様レボリューション!来年の課題編)~

この釣りで上達するための基礎体力。
 底辺は広い方がいい。広くて頑丈な方が安定する。

 

 「前打ち」という言葉すら知らずに長竿から始めたこの釣り。
 前打ちから落し込みになって,昼も夜も,平場もストラクチャーも,釣り方も,餌の硬い軟いも,拘り持たずにとにかく黒鯛という魚を良く知りたい,そのためには1匹でも多く釣りたい。どんな釣り方でも色んな釣り方で1匹でも多く釣ることが,自分の釣りの幅を広げ,この釣りの基礎体力となって先々の自分を支えてくれる。
そう考えてこれまでやってきました。

 

 今年思ったことの1つ。
 釣り場を選ばないこと,釣り場を選べることの重要性。
 選ばないことと,選べること。その2つは同じ意味。
 自分の得手・不得手で釣り場の選択を狭められないこと。得手・不得手がないのでその時調子のいい釣り場を自由に選択できること。大会では特に重要。

 

 釣る人はどこにいっても釣る。
 与えられた条件の中で,釣り場を選ばず,釣り場を選んで,そんでコンディションに応じて当たり前のことを当たり前にやって釣る。
 格好いい,最高に。
そうなりたい。

 

 自分の納得いく基礎体力を完成させる最後のワンピース。
 気付いてた。でもビビッてた。逃げてきた。
でも今年は真っ向勝負を挑む。
 短竿の釣りに。俺様レボリューション。
 頑張れ俺。

 

 冬の修行は短竿で決まり。
 来シーズンは,その時に一番いい場所を選ぶ。
 苦手を失くして,長竿の場所でも短竿の場所でも場所を選ばない。

えびす26

【幹事長の独り言】
 (No.26)
 ~どうしたらもっと上手くなれるのか~

どうしたらもっともっと上手くなれるのか。
その事を考えない日はありません。暇さえあればそればかり考えています。
 (仕事はちゃんとしていますよ。念のため(笑))

 

 未来の自分のために。
 今考えていることを言葉にしていきたいと思います。

 

いきなり脱線しますが,去年の初夏に書いたこの独り言シリーズのある原稿。
その当時,どこか納得いかず,「お蔵入り」にしていました。
 今読んでも「?!」な部分はありますが,過去の振り返りなので,敢えてそのまんまコピペします。

 

あくまで,過去の私が考えていたことです。
では。

 

 ~「名人の秘密」について思ったこと~

 

 名人は,何か特別な「釣り方」を知っている。
 自分もその「釣り方」を教わったり,盗んだりして,もっともっと釣れるようになりたい。
 語られることのない秘密の「釣り方」がたくさんあって,それがこの釣りの奥深さであり,面白さの1つであると,そう思っていました。

 

 今も半分はそう思っています。
でも,残り半分は全然そう思っていません。

 

 実は,「釣り方」なんて,限られた数しかないんじゃないか。
そして,「釣り方」の多くは,もはや「秘密」でなくなってきているんじゃないか。
 実は,「釣り方」なんて,最初からあるもんじゃなくて,「何が最適か」を考えていって,
 自然とその日その時に釣れる「釣り方」が出来上がるもんなんじゃないかって。
そう思っています。

 

そう思うようになった最近の出来事を2つ。

 

 自分が読んだこの釣りのマニュアルの筆者の方と,ネットで見かけた某クラブのTさん(直接ご面識がないのに引き合いに出して申し訳ありません)。

 

 何の接点もないはずのお二人が似たことを違う言葉で語っていました。
 「糸を押す」釣り方と,「糸をネジ込む」釣り方。
マスターはできていませんが,自分が知った「釣り方」の中でも最高ランクに役立っている釣り方の1つです。
 期せずして二人の先達が同じ釣り方に辿りついているのを知り,他にも使っている方がいるんじゃないか,そして,秘密の「釣り方」の多くは既に公開されており,もはや「秘密」でも何でもないんじゃないかって思いました。

 

もう1つは最近の某雑誌。
ツブの付け方がいくつも出ていました。
 名人各々がご自分の必殺の装餌法を惜しげもなく公開し,それぞれに相応の紙面が割かれていました。

 

じゃあ,自分もそれらもマネすれば「あの人」のように釣れるのか(笑)
 自分で言って笑ってしまっていてはもともこもないですが,そんなうまい話はある訳ないですよね。

 

もはや,「釣り方」や「装餌法」などのハードスペックは秘密でも何でもなく,検索するか,お金を払えば,誰でも手に入れられるようです。
そんなところに人より多く釣るための秘密はないと思います。
そこに書いていることは嘘ではないが,本当に大事なことは書いていない。
 自分で「+α」をしないと本当の価値に辿り着けない。
そんな気がします。

 

 上記の「釣り方」も「装餌法」も見た人・読んだ人によって受け止め方は,「へ~,いいこと聞いた」なのか,「うわ~,それ書いちゃうんだ~」なのか,いろいろだと思います。

 

 私自身はどうか。
 「釣り方」について言えば,半年前にその釣り方を知ってから,少し釣りが楽になりました。シチュエーションによっては,釣果を一変させてしまうほどのものだと思います。
でもその逆も然り。適切な使い方を知らずにマネすると,スランプ突入間違いなしです。
 (Tさんが「練習法」として紹介しているのは,そのためではないかと思います。)

 

 「装餌法」について言えば,あそこに出ているのは「1番のオレ流の拘り/マイ・ベスト・フェイバリット」を紹介しているに過ぎないのではないかと思います。
それぞれの付け方に適したコンディションというものがあり,みなさんいくつも使い分けているのではないか。ハリ先の出し方1つで効き方,アワセ方が変わってくるはず,そこのピントが合っていないと,アタリは増えても,バラシやスッポが同じだけ増えるんじゃないかと。
 「付け方の紹介」以上のことは期待せずに,そこに潜む本当に大事なことを読み取ろうとすることに,本代以上の価値が優にあるんじゃないかって思っています。

 

ありもしない秘密の釣り方に恋焦がれるのではなく,たくさん想像して,たくさん試行錯誤して,その結果を誰よりも丁寧に自分の引き出しにしまっていく。
そういうことが大事なんじゃないかなって思います。

 

 大事なのは,コンディションに「釣り方」を適切に合わせられること。
そのためのノウハウ,判断材料を多く持つこと。
この釣りの奥深さはそこにあるのでは?!

 

 以上です。
 長々とすいませんでした。

 

これを書いた時に「何か自分の言いたいことは違う気がする」「本質に迫れていない気がする」という違和感があり,「お蔵入り」させました。

 

 今もすべてが解決した訳ではありませんが,昨年のその後の経験から,「どうしたらもっと上手くなれるのか」とずっと考えているうちに,少し自分の考え方がまとまってきた気がします。

 

 脱線から時間を今に戻して,本題は次回に続けたいと思います。

えびす27

【幹事長の独り言】
 (No.27)
 ~どうしたらもっと上手くなれるのか②~

どうしたらもっと上手く,もっともっと上手くなれるのか?
そういうこと真剣に考えていかないと,なるようにしかなれない。
 機会と時間は限られている。
 別に辛くったって,苦しくったっていい。
この釣りが好きで好きでたまんないんだ。

 

あのボツ原稿の最後。
 「大事なのは,コンディションに「釣り方」を適切に合わせられること。
そのためのノウハウ,判断材料を多く持つこと。
この釣りの奥深さはそこにあるのでは?!」

 

 別に間違ったことではないと思う。
でもそんなこと誰でも分かっている。
そんな表面的なことがこの独り言のオチじゃ~情けない。
 「そのためのノウハウ・判断材料」が分かっていてこそ意味のある言葉になる。
 大事な部分にリアリティーが無かった。
それがあの時の違和感。

 

あれを書いた時にも考えていた。
 「どうしたらもっと上手くなれるのか?」ということ。
 「上手くなるために必要なことの1つ」ではない。
 「どうしたらもっと上手くなれるのか?」って問いにシンプルに答え,永久普遍に自分を導き続けてくれる何かに辿りつきたかった。
もう1つのあの時の違和感。

 

 探していた。
 求めていた。
 自分の経験から生まれたリアリティと永久普遍のシンプリシティー。

 

 昨シーズンのその後の経験から,その2つが遠くに見えた気がする。

 

 次回に続く。

えびす28

【幹事長の独り言】
 (No.28)
 ~どうしたらもっと上手くなれるのか③~

 暇さえあれば考えているので,たっくさん考えました。
 試しにちょこっとだけやってみますか(笑)

 

 独り言らしく,独りブレインストーミング。

 

そもそも「もっと上手く」って何よ?
それがわかってないと,やってもやっても手応えがない。

 

 「もっと」「もっともっと」って何なの?
・「もっと」って言うけど,今がどうで,次はどうでって,ちゃんとわかってんの?
・次に行くために必要なもの,足りないものはわかってんの?
・そんで結局どうなりたいの?何になりたいの?どこまで行きたいの?

 

 「上手く」って何なの?
・人に「上手い」って言われること?
・坊主がないこと?
・みんなが釣れない時でも釣れること?
・人より多く釣ること?
・いつでもどこでも釣れること?

 

 考えれば考えるほど「?」が出てくる。
 「?」の答えを全部意識しながら釣りなんて出来ない。
ゴールを決めて,必要なプロセスを逆算することもできない。

 

 技術を高めようとすることに終わりなんてないんだと思います。
 実際,多くの先達がそう言っています。

 

いい感じに訳がわからなくなってきました(笑)
ちょっと一息入れたところで。
 次回,「リアリティー」。

えびす29

【幹事長の独り言】
 (No.29)
 ~どうしたらもっと上手くなれるのか④~

どうしたらもっと上手くなれるのか?
 「コンディションに「釣り方」を適切に合わせられること。
そのためのノウハウ,判断材料を多く持つこと。」
 過去の自分が1度は出した答え。
でもノウハウも判断材料も不明確。
そこに欠けていた「リアリティー」。

 

 昨年,その「リアリティー」に?がる印象的なことがありました。
 「秘伝のスピード」での釣りを経験したことです。

 

それは「いかに自然に見せるか」を考え続けてきた自分の価値観を根底からブッ壊し,その効果・効能・禁忌を知らぬまま真似した自分に一時的な快楽とその後の悪魔のようなブリ返しをもたらしました。

 俺だけは「アイツ」があるから爆釣,俺は「アイツ」を使っているから何とかなるはず,もうすぐ「アイツ」の時間がやってくるはず,いろいろやるより「アイツ」を使っている方が確率高いはず,「アイツ」,,,「アイツ」,,,。

 

 自分の釣りの基本を忘れ,「アイツ」はただの選択肢の1つであることを忘れ,自分の立ち位置を見失いました。
 懸命にもがいたつもりでしたが,「アイツ」の魔力から逃れきれずに,自分の釣りの修正の幅を狭め,今思えばブリ返しの中で朦朧とし,釣れない理由を自分以外に求めていました。
シーズンを残して急失速しました。

 

 「アイツ」の呪縛があって,それを克服できたからこそ気がついたこと。
 今の自分をもう一段階引き上げるために必要なこと。必要な考え。
ボツ原稿に書いた「コンディションに「釣り方」を適切に合わせるためのノウハウ」。
そいつが浮かび上がってきた。自分の経験から。
 言葉にするのは難しいけれど,肌で感じた。
 「リアリティー」。

 

 次回,シンプリシティ。

えびす30

【幹事長の独り言】
 (No.30)
 ~どうしたらもっと上手くなれるのか⑤~

どうしたらもっと上手くなれるのか?
 考え続けても,探し続けても,終わりはない。答えもない。
 多くの「?」を抱えながら,「?」の答えを探しながら,
 永久普遍のシンプルな言葉を胸に自然と対峙したい。

 

 自分が読んだこの釣りのマニュアルの筆者の方の言葉。
 「当たり前のことを当たり前にやって釣る。」
 難しいことを簡単に言える人は格好いい。

 

ずっと前に聞いた言葉でだった。
 「基本をしっかり身につけて,それを素直に実行する」,そういう意味だと思っていた。
でも,今は全然違うことが頭に浮かぶ。
 自分の「当たり前」が変化しても,変化していくからこそ,輝きを失うことのない言葉。
 永久普遍のシンプリシティー。

 

この釣りって,「知ってるか知らないか」だけでついてしまう釣果の差があると思います。
それは,知っている人,考えて苦労して辿りついた人だけの楽しみでもあると思います。

 

そういうものを乗り越えられる黒鯛師になりたいです。
 行った先々で,その時々で,釣るために必要な情報を的確に読み取って,自分の引き出しを応用して。一日の中の修正で,確実に結果を出せる黒鯛師になりたいです。
 慌てず,騒がず,ごちゃごちゃ言わず,「ほら。釣れたよ。」って。

 

 昨年の,春の前打ち,夏の秘伝のスピード,秋の苦しみ,冬の短竿修行。
そこから感じたリアリティー。そこから見えた新しい扉。新しい「当たり前」。

 

シンプルな言葉を胸に,今年も頑張ります。
 扉の向こう側に素敵な景色が広がることを祈って。
そしてまた新しい扉を見つけられることを祈って。

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